今日は、ベビーマッサージのクラスを行いました。1日完結、6時間のコースです。

受講生は、お孫さんが生まれたばかりというセラピストさん。お孫さんにやってあげるために勉強です。

このクラスの内容は、ベビーマッサージのやり方や手技は一部で、2/3はベビーマッサージがなぜ良いのか?赤ちゃんとママにどんな効果あるのか?などについてお伝えしています。

6時間と長いのですが、とても奥が深く、興味深い内容になっています。

ベビーマッサージの目的を一言で言えば、それは「赤ちゃんとママの絆づくり」です。

人は触れ合うことで幸福感や絆が芽生え、赤ちゃんはその愛情を受け取って成長します。その理由は愛情ホルモン・オキシトシン。触れる側も触れられる側にも、タッチングを通してオキシトシンが増えることがわかってきました。

また、「皮脳同根(ひのうどうこん)」 という言葉があります。

人間の胞胚は分化の過程で、外胚葉からは皮膚と脳が、中胚葉からは骨と筋肉、内胚葉からは内蔵がつくられます。皮膚と脳は同じ仲間で  皮膚 ≒ 脳  ということ。

最近では、皮膚自体が脳を通さずに情報処理をしているのではないか?ということも研究しているそうです。

この間の講演会で聞いた山口創先生の著書には「子どもの脳は 肌にある」「手の治癒力」「人は皮膚から癒される」などがあります。

皮膚をさするという行為、ベビーマッサージは赤ちゃんの成長を促します。特に脳の発達はめざましいと言われています。それは、ベビーマッサージが生まれた背景にあります。

ウガンダやインドの赤ちゃんの成長振りに目を見張った欧米の科学者達が、調査・研究を続けた結果、ベビーマッサージに答えを見つけました。この二つの国は、赤ちゃんが生まれるとすぐにマッサージをします。ウガンダではママと赤ちゃんか一時も離れない密着育児です。

いつまでベビーマッサージを続けるのか?という質問には、子どもが嫌がらなければやってあげてください。

先日、イベントでアロマハンドマッサージをした際に親子3人のお客様に出会いました。

5歳と9歳の男の子とお母さん。お子さまが来ることは珍しいのでお母さんに尋ねたら、赤ちゃんの時からベビーマッサージをやってきたそうです。下の子は今でも「お腹さすって」と言ってくるし、お兄ちゃんは洋服の上からのマッサージが好きなんです、とおっしゃっていました。まだ続いています。

愛情をたっぷり注がれてきっといい子に育っているのでしょう。素敵な話が聞けて嬉しくなりました。

以前、行政の中で子育て支援を担当している保育士さんが受講してくださったときの話。

彼女曰く、今、厚労省は子育てではなく、親育てと言っています。家の中に引きこもりがちのお母さんのために、ベビーマッサージ教室を行政が開いています。出てきてくれる人はまだ良いのです、とも。

私の子育て時代にはまだなかったベビーマッサージ。素晴らしいものだと思っています。

多くの人に伝えて行きたいです!

そして、既に大人になってしまった人は、マッサージをしてもらってください。衣服の上からさすってもらうだけでよいのです。気持ちが和らぎますよ。

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