2020.08.29ブログ
「withコロナ時代のアロマ・ハーブを活用したライフスタイル」というセミナー、聴講しました
- 「withコロナ時代のアロマ・ハーブを活用したライフスタイル」
というテーマで聴講しました。
講師は「林真一郎」先生 (薬剤師、グリーンフラスコ代表、日本メディカルハーブ協会副理事長)。
とてもわかりやすく、すぐにも免疫力アップに役立つお話でしたのでご紹介します。
講義の内容は、
「新型コロナウィルスによるパンデミックは現代医学の弱点を見事までに明らかにした。今後は一人一人が毎日の生活の中で、免疫力を高めるライフスタイルが求められる。このセミナーでは、上気道の粘膜からウイルスの侵入を抑制するIgA(免疫グロブリンA)の産生を高める精油や、抗ウイルス作用をもつハーブなどを具体的に紹介するとともに、食事や運動など幅広い視点に立って、withコロナ時代のあるべきライフスタイルを提案する」(抜粋)
というものでした。
免疫とは病から逃れること。
免疫力を高めるには、食事、睡眠、運動、心のあり方、休養が大事です。
まず最初に、精油やハーブを使うセラピーは統合医療に組み込まれており「予防」に適している、ということで
「厚労省の統合医療情報発信サイト」 (URLは←)を紹介されました。
①コロナウイルスは上気道(鼻、口、喉)の粘膜からの侵入する。
これを抑制するのがIgA(免疫グロブリンA)という抗体で、粘膜系の免疫です。
このIgAの産生を高める精油が、
「青森ヒバ」と「ユーカリ」。
使い方は、「吸入法」。
熱湯を入れたマグカップ(洗面器)に精油を1〜3滴垂らし、目を閉じて、蒸気を鼻から吸い込みます。
蒸気吸入により、青森ヒバのヒノキチオールという成分が、IgAが増やす。
森の中にいるような清々しい香りです。
ユーカリは、1.8シネオールという成分の去痰作用、抗ウイルス作用を利用。
ユーカリグロブルスとユーカリラジアータのどちらがよいとは言っていませんでしたが、
1.8シネオールの含有量は、ラジアータの方が少ないので、喉の弱い人はこちらの方が向きます。
目が覚めるようなクリアな香りで集中力もアップ。
抗ウイルス作用をもつハーブとしては、「エキナセア」と「シスタス」。
エキナセアは、北米の先住民が伝染病や毒蛇に噛まれたときに用いたという免疫力を高めるハーブ。
シスタスは、抗ウイルス作用があリます。
普通に飲むのもいいですが、ハチミツを加えるのがオススメ。トロリとするくらい多め入れて、喉に張り付かせる。または口の中で30秒ほどおくといいです。
②食事について。
野菜やフルーツなど生鮮食品を丸ごと食すという国が認可した「機能性食品」。医食同源という考え方です。
その中でも、人参のカルチノイドはビタミンAになって皮膚や粘膜を強化します。
ゴボウは腸管免疫を高め、舞茸(キノコ全般)は腸内の免疫細胞にダイレクトに働きかけることで、免疫力が高まります。
オススメの食べ方はスープ。熱により細胞壁が壊れるともいわれるますが、そのようなことはなく、それ以上に栄養があると。
また、清涼飲料水、冷たいアルコールなど、冷たいも飲み物は体を冷やし、冷えると免疫力は下がります。
③睡眠。
寝不足は大敵。確実に言えるのは、徹夜は免疫力を下げるということ。
④入浴。
シャワーではなく入浴をする習慣を。体を温めることで免疫力が上がる。
⑤運動。
適度な有酸素運動(ニコニコ運動)を継続する。
⑥解熱消炎剤の使用は最低限にして、癖にしないように。熱を上げることでウイルスと戦っています。
以上、
「withコロナ時代のアロマ・ハーブを活用したライフスタイル」
という講座でした。
半年前ならば、健康に生きるための生活習慣のススメようにも聞こえますが、今は身に染みます。
コロナ時代をきっかけにして、身を守る免疫力を高めることに、もっと真剣に向き合っていこうと思います。
コロナだけでなく、すべての疫から逃れるために。
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